国のカーボンニュートラルに関する経緯・動向

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地球温暖化への対応が喫緊の課題

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1992年 国連気候変動枠組条約
1997年 京都議定書
2020年までの枠組み、先進国に削減義務
2015年12月 パリ協定
2020年以降の枠組み、全ての国が参加
「世界の平均気温上昇を、産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求」

パリ協定の採択
出典:資源エネルギー庁ウェブサイト

2018年10月 IPCC 1.5℃特別報告書
「気温上昇1.5℃以内に抑えるには、2050年近辺までのカーボンニュートラルの実現が必要」

IPCC 1.5℃特別報告書
出典:国立環境研究所ウェブサイト

2020年10月 2050年カーボンニュートラルの表明
2021年10月 第6次エネルギー基本計画、地球温暖化対策計画、長期戦略
2030年の温室効果ガス排出削減目標は▲46%
(産業部門で▲38%、家庭部門で▲66%)

 

 

国の部門別の
温室効果ガス排出削減目標

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温室効果ガス排出量・吸収量
(単位:億t-CO2
2013排出実績 2030排出量 削減率 従来目標
14.08 7.60 ▲46% ▲26%
エネルギー起源CO2 12.35 6.77 ▲45% ▲25%
部門別 産業 4.63 2.89 ▲38% ▲7%
業務その他 2.38 1.16 ▲51% ▲40%
家庭 2.08 0.70 ▲66% ▲39%
運輸 2.24 1.46 ▲35% ▲27%
エネルギー転換 1.06 0.56 ▲47% ▲27%
非エネルギー起源CO2、メタン、N2O 1.34 1.15 ▲14% ▲8%
HFC等4ガス(フロン類) 0.39 0.22 ▲44% ▲25%
吸収源 ▲0.48 (▲0.37億t-CO2
2国間クレジット制度(JCM) 官民連携で2030年度までの累積で1億t-CO2程度の国際的な排出削減・吸収量を目指す。我が国として獲得したクレジットを我が国のNDC達成のために適切にカウントする。

出典:環境省ウェブサイト「地球温暖化対策計画(令和3年10月22日閣議決定)」
(http://www.env.go.jp/earth/ondanka/keikaku/211022.html

 

 

 

国の2030年度の削減目標

(対2013年度比)

 

産業部門で38%減、家庭部門で66%減

 

 

 

2050年カーボンニュートラルの実現に向けた
国の検討状況

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2020年 10月

2050年カーボンニュートラルの表明

12月

脱炭素の取組を「経済と環境の好循環」へ繋げるための産業政策「グリーン成長戦略」の策定

将来のエネルギー・環境の革新技術(14分野)について社会実装を見据えた技術・産業戦略

2021年 4月

2030年温室効果ガス排出量46%削減目標(2013年度比)の表明

6月

改正地球温暖化対策推進法の公布

地域脱炭素化促進事業の計画・認定制度の創設

地域脱炭素ロードマップの公表

脱炭素先行地域の創出(2030年までに100か所~)等

グリーン成長戦略の具体化

目標・施策内容の具体化、2050年の国民生活のメリットの提示

10月

第6次エネルギー基本計画、地球温暖化対策計画、長期戦略の策定

2030年の電源構成における再生可能エネルギー比率は36~38%
2030年の温室効果ガス排出削減目標は産業部門で▲38%、家庭部門で▲66%

2022年

 

5月

クリーンエネルギー戦略(中間整理)

①エネルギー安全保障の確保、②炭素中立型社会に向けた経済・社会・産業構造変革
(産業のグリーントランスフォーメーション(GX)、エネルギー需給構造転換、地域・くらしの脱炭素化等)

炭素中立型の経済社会変革に向けて(中間整理)

地域社会が主体的に進める脱炭素の取組の後押し、国民一人一人の理解促進、暮らしの変革

6月

経済財政運営と改革の基本方針2022(骨太方針2022)を閣議決定

グリーントランスフォーメーション(GX)への投資(150兆円超の官民投資に向けた成長志向型カーボンプライシング構想の具体化やGX経済移行債(仮称)の検討)

脱炭素ポータル(環境省)も併せてご覧ください。

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